辛い失恋を癒してくれたものは結局・・・

私は前の職場で、新しく異動してきた男性社員の事を好きになりました。同じ職場で同じ部署という事で、女性も多い職場でしたので、変な噂が立って彼に迷惑をかけたくないと思っていたので直ぐに告白はせずに様子を伺っていました。

日に日に彼への想いが強くなり益々好きになって、片思いの期間を目一杯に楽しんでいたのでした。でも私はかなり分かりやすい性格の様で、おそらく彼も私の気持ちを気付いていたんだろうなぁと感じました。今思えば自惚れかもしれませんが、彼も私に対して好意的な態度で接してくれていたので、もしかしたら両想いだったかもしれません。

彼の指には指輪等も見当たらず独身男性ですが、もしかしたら彼女がいるのだろうかとか色々と想像する様になり、そんな時に彼が既婚者という噂を耳にしました。ですが、指輪も無いしただの噂だと思っていました。

ある日、決定的瞬間を目にする事になったのです。彼が会社近くの駅で妊婦の女性と仲睦まじく歩いていました。私は一瞬で噂が事実だという事を悟ってしまい、いい大人でしたが涙が止まらず大泣きしました。

幸いに告白前でしたが、一人舞い上がっていたのが恥ずかしく惨めで、何より何故既婚者なのに指輪もしないのかと彼に対して怒りと悲しい気持ちでとにかくショックでした。それから毎日職場に行くのが辛かったです。

さすがに既婚者に恋をするのは辛いし、相手の家庭を壊す気も全く無かったですが、私一人本当に苦しかったです。友人からは時間が解決するからと慰められて、直ぐには無理でしたが、時間と共に失恋の傷が癒えていきました。

そして、失恋には新たな恋愛という事で、しばらく経って私にも彼が出来て、あの時の辛さが嘘の様に幸せになりました。今でもたまに思い出しますが辛さは無くて良い思い出です。